大阪ドイツワイン文化協会

関西に於けるドイツワイン訴求活動の為に、大阪ドイツワイン文化協会が設立されたのは 2010 年、過去8 年間に 24 回の例会を開催し、延べ 618 名の参加を頂き活動を継続して参りました。

大阪ドイツワイン文化協会の設立趣旨は、第一にドイツワインの本当の美味しさを日本の方々に知って頂く事、第二に日独文化の相互理解を深める事、第三にワインを通じて日独の人的交流を深める事を基本に進めて参りました。その為に、ドイツワインは甘いという間違った定説を覆し、本当のドイツワインの美味しさを知って頂く為に、出来るだけ沢山のワインを自ら味わって頂き、また、その味を守る為の温度管理や保存方法を御説明して参りました。

お蔭様で当初、参加者が 10 名程度の会として発足致しましたが、会を経る毎に参加者が増え、現在では定員の 36 名が常に満杯に成る程の御参加を頂いております。 参加者の皆様に御満足頂く為に、単なるドイツワインを楽しむ会ではなく、毎回、特別ゲストとして、ドイツ総領事はじめ、日本国大使、また、経済界にて御活躍の著名な方々の講話を頂き、夫々のお立場からの日独関係についてのお話しを頂いております。

また、会を重ねる毎に参加者同士の交遊の場が広がり常連の方々から素晴らしい人々との故知を得る機会であるとお言葉を頂いております。 参加者の中にはドイツと関係の深い日独協会会員の皆様、各界の経営者の皆様、大手企業にお勤めの皆様、また、私が主宰しておりますグリーンワルト財団奨学生等、多彩な方々がおられドイツワインだけでなく、幅広い交流を楽しんで頂いております。今後は関西に在住のドイツ人の方々にも参加頂ける様、一層の情宣活動に邁進する所存でございます。 最後に、いつも素晴らしいワインを提供頂いている日本ドイツワイン協会連合会名誉会長の小柳才治様、ドイツ商事代表取締役の松田耕治様にこの場をお借り致しまして感謝申し上げます。
(大阪ドイツワイン文化協会名誉会長 岡本 幸治)